デリバティブとヘッジ会計の違いが分かればあなたも会計上級者!
こんにちは!
そのです!
今回は会計の中でも
超高度な分野
「デリバティブとヘッジの違い」
について解説したいと思います
デリバティブとヘッジ会計
同じことしているはずなのに
なんで処理が違うの…
会計の勉強をたくさんしてきた
けど内容が難しいから
あんまり自信はないんだよね
このように思ってる人が
とても多いと思います
実際に、デリバティブ取引と
ヘッジ会計は同じことをしてます
具体的にはデリバティブによって
ヘッジ会計をするという認識です
デリバティブとヘッジ会計では
高度な会計の処理を行うことから
テキストの理解や問題文の把握に
時間を多く要します
そのため、
この論点が理解できると
会計上級者になった!
と胸を張って言えるようになります
非常に難しい論点ですので
今回の記事で全てを説明する
わけではありません
ですがこの記事を読んで
会計の難関論点
「デリバティブ取引」
の概要を理解しましょう!
それでは
デリバティブ取引
について解説していきます
デリバティブとヘッジの違い
一言で言うと、
「何を目的にしてデリバティブ
取引を行っているか」
こう書かれても分かりにくいですよね
詳しく見ていきましょう
【デリバティブとは】
既存の金融商品から派生して
考案された商品、派生金融商品
デリバティブ取引の対象となる
資産を原資産という
【取引方法】
①先物取引
【目的】
主に投機的な目的で行われる
また、リスクヘッジのために行われる
はい、ここでリスクヘッジという
単語が出てきました
そうです
リスクヘッジのために行う
デリバティブ取引のことを
「ヘッジ会計」としています
取引の手段はどれでもよくて
リスクヘッジ目的で行うと
ヘッジ会計が適用されます
ではリスクヘッジ目的とは
どういった状況なのかを
確認していきましょう
【ヘッジ会計】
ヘッジ対象の資産又は負債に係る
相場変動を相殺する目的で
デリバティブ取引を行うこと
具体例を出して解説します
現在海外に対して300ドルの売掛金
(1ドル=110円)があります
今後円高に進んだ場合貰える
お金が少なくなってしまいます
そうすると為替の変動によって
損をすることになりますが
これは会社としてはどうすることも
できません
そこで同じく300ドル分
今後価値が上がりそうな金融商品を
買ったらどうなるでしょう
為替の変動によって売掛金は減少
金融商品は価値が上がって利益
ここが相殺されていきますよね
多少の差額は発生してしますが
損失を抑えることができます
つまり
値段が上がったときに利益が出る
値段が下がったときに利益が出る
この2つの状況を作ることで
片方の損失を相殺するということ
この状況をデリバティブを
利用して作り出すことが
ヘッジ会計ということになります
反対にデリバティブ取引は
投機目的で行うため普通の投資と
同じようなものになります
デリバティブ取引とヘッジ会計
の違いは理解出来たでしょうか
この辺りの内容は会計の中でも
難関な論点となってくるため
躓く人も多いと思います
反対にここさえ理解出来れば
残りの論点なんてへっちゃら!
と思えるようになるかもですね
優先的に勉強する必要はないです
頭の片隅に置いといていつか
勉強する時思い出してもらえると
内容が理解しやすくなると思います
ここまで読んでいただき
ありがとうございました!